一昨年の題詠blogがきっかけで「短歌人」に入会し、1年が経ちました。
3度目の参加、今年は焦らずじっくり詠もうと思います。よろしくお願いいたします。
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おはやうはよくできてゐる挨拶やおほあくびなどしつつ言へれば
(おまけの1首)
「おはやう」をあくびしながら言ふならば「ございます」まで言はぬがよろし
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二次元に閉じこめてある青春をひらけばかへらぬひとの笑へる
(おまけの1首)
やがて吾もいづこの次元へか行かむ すべてをとほく置き去りにして
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春むかへ初めたる猫のせつなきを己がくるほしき理由も知らで
(おまけの1首)
もう理由追ふこともなし 生殖を絶たれし腹の和毛(にこげ)の真白
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ご近所と祖母と路地にて交はしけり「けふはいい塩梅の陽気だね」
(おまけの1首)
あをうめを縁にひろげて干す祖母に庭の紫蘇摘み摘みて渡しき
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新しき水に放たれぴるぴるとはしやぐ井守のあたらしきふん
(おまけの1首)
水槽にみづを放てば水草は水面の丈のままに伸びゆく
<追記>
イモリーズは、水を替えると水質の変化にじたばたし(決して、はしゃいでるわけではない。)
そのあげくに、決まってうんちをするんです。。
年寄りに新湯は毒といいますが、やはり新しい水は(カルキ抜き済みでも)
なかなかの刺激なのでしょう。。。
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高架下ひとり叩けるドラマーのテンポ走りだす春の日曜
(おまけの1首)
走つてるぞ、ひとり気ままに叩いても駄目だろ、うちのドラマーが言ふ
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教室の壁のかべいろ刻々と映すひかりに色を変へゆく
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吾を目守(まも)る大樹なければふはふはと日々をやりすごしてゐるやうな
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あひみてののちの会話にくらぶれば昔のメール多弁なりけり
追記:しばらく滞っておりましたが、会誌の月例詠草と原稿を速達で発送し、題詠を再開。
・・・にしてもこの1首、ちと苦しいかな。。。
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ぼんなうのしたたるなづき身にささへあはれ羽ばたきえぬ胡蝶骨
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八月のかどの八百屋の日除け幕 風をはらめばトマトかがやく
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四十六の朝に夫から贈られしピンクダイヤモンド、とふ鬱金香
(おまけの1首)
はなびらの先の光沢寄りあはせピンクのダイヤとなる鬱金香
・・・で、1年後。
なんとかひとつ咲きましたよ・・・・けなげっす。。
アップ。
分球した球根からでは、とてもその名のようにはいきませんでしたが。
でも可愛いっす。。。
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君と吾とここに絶えなむ優性の遺伝やさしくなみうつ髪も
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過ぎし夏吾に柿田川をしへたる君とたどらむ泉の下まで
(泉の下・・・黄泉)
(追記:本日の教訓)
いけませんな・・・旧かな間違えて再投稿・・・
「013:優」と、2度やってしまった。。。
旧かながわかってきたつもりでも、まだまだです。。
月例詠草のように、いちいちしっかり確認せねば。。。
(さらなる追記・推敲)
うーん。。ちょと直してしまいました。再トラックバックはしませんが。
こうした方が、「柿田川」が生きるなぁ。ってことで。
もとは、こちらでした。
過ぎし夏吾に柿田川をしへたる君とゆきたし泉の下は
あ〜もうちょっと寝かせればよかった。。しばらく停滞してたので焦ってしまった。。。
しかし、なんですね。
同時には死ねないと思うからこそ、なお願うんですかね。
そういえば、私の知人のご両親のお話ですが・・・
お母さまが亡くなられた日、てきぱきと指揮をとっていたお父様が
夜になって急逝されたという・・その同じ日に。
夫婦としては・・私にとっては、理想に一番近いですかね。
でも、残された娘としては、あとからやってくる喪失感と悲しみは、、大きすぎる。。。
ああ、すっかり死に際しての話になってしまった。。すみません。。。
別に、死にたい願望は全然ないんですが、、、
親も自分も年とってきて、つい、最期のこと考えてしまったりするのでした。。。
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眩暈するみどりみどりの森を恋ひアジアンタムの胞子飛ばしむ
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わが髪の秩序壊されうらめしや湿度70%はも
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指さきへ血潮ゆたかにかよはしむ汝がかひなより頭(づ)をそつと上げ
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おとがひに泣かぬ気持ちを集めゐる横顔美(は)しき五月のをとめ
(推敲後)
おとがひに泣かぬ気持ちを集めゐる青葉かげさす美しき横顔
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豆腐屋のラッパの音の愁ひからおもひでの色セピア帯びゆく
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ふくよかに椿いちりん咲かせたる鳩居堂の葉書つかへずにをり
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蝶の舞ふサッカー生地のゆかた着てをさな日の盆たのしかりけり
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いぢわるね今日は、低めをストライク取つてくれない球審みたい
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若き日の君の余せし一束の原稿用紙うたに埋めゆかむ
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向かう岸が異国となつてしまつたら イムジン思(も)ひつつ渡る江戸川
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しろたへの半紙のうへに供ふれば雛あられあはしぼんぼりの灯に
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いくたりかとの関りに基づけばみづからの存在うべなへり
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アメリカシロヒトリの雨避けむとて桜木濡るる消毒の雨
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ワンカップ供へられたる黒みかげの下よひどれの骨かるからむ
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夫となるひとに役目を引き継ぎてわが杖ふかくねむりたるまま
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からからのわたしのままに眠られずほつとみるくの湯気に眼を当つ
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はつこひのひととゆきゆく道の辺の忍冬の香にはぢらひし夏
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死なば春の化粧(けはひ)のままに焼かれたしルージュオンルージュ桜襲(さくらがさね)の
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さあ我に刃立てよと俎板の上にどつかりすいくわ居直る
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悪球をかろがろ運ぶ今岡の二塁打をこそ待ち望みをり
(追記)
最初「三塁打」がぴったりはまったのですが、やはり今岡は・・・
ミスターツーベースの再起を願い、「二塁打」に直しました。
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若き日の君を知らざる妻なれば過去の恋ものがたり楽しや
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エンジンを切れば鯨とわが船と或る距離たもちつつただよへる
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核心を避けるばかりの人とゐて会話の谷間V字めきゆく
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守るでも傷つけるでもなく有刺鉄線は虚空に刺さりゐる
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飛鳥山にむかひて立てば渓谷の風一陣 王子駅を過ぐ
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死にちかき猫の泪をぬぐひしに粘性かそかありてかなしき
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五歳の日 障子の桟を凝視するこの存在を「自分」と知りき
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水無月のみづにこころを放つとき銀鱗もたぬわれを悔ひたり
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生涯の伴侶このひとこそ宝くじ運なき吾の選りたる糸の
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老衰にうつつをあはくねむりゐる猫の鈴の音なき五月闇
(推敲して変更しました。再トラックバックはせず。)
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わがために作りし曲の楽譜ひとつ与へて去りしひとりのありき
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設計の精緻きはまるうづまきの力学のもと 薔薇(さうび)はひらく
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くろぐろと種子熟したる面伏せて晩夏を立ち尽くすひまはりよ
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凧と吾と空をはさみて引き合ひし記憶のかなた冬日かがよふ
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プリクラのままにジャニーズそのものの姪のカレシの礼儀正しさ
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