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2009/10/30 (Fri) 歌舞伎座さよなら公演

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さる10月26日。
演目は、『能と歌舞伎』(松風/村松風二人汐汲)


約20年ぶりの歌舞伎座。

近々歌舞伎座が老朽化のため建て替えられると知り、
その前に一度、玉さまにお会いせねば!
(ご参考URL→http://hsuzume.web.fc2.com/suki.htm「坂東玉三郎」をクリック♪)

とはいつぞや思ったものの、すっかり忘れていました。
で、つい先日いきなり思い出し。
あわてて玉三郎の公演をさがしたところ、年内は10月が最後じゃん!

昼の部が『蜘蛛の拍子舞』、夜の部が『義経千本桜』(渡海屋・大物浦)。
が、25日が千秋楽!
うう。この日はオット試験で不在のため、私も外出の先約が。。

・・とガックリしたのも束の間、26日に1日限りの公演がある!

能と歌舞伎。

能の「松風」と、そこから題材をとった歌舞伎「村松風二人汐汲」。

うう。演目が踊りだと、時間的にはちょっと物足りないけど・・・
でももう、これっきゃない。
まぁそれに、こういう機会でもないと能を観にゆくこともないし。ちょうどいいかも。

ということで、母に誘いのメール。

むかし(二十代の頃)は、玉三郎の公演に行きたくなると必ずさそったのは、
歌舞伎好きの母。(だって私、歌舞伎好きの友いなかったんだもん。。)
もちろんいつも私のおごりでしたわ。バブル時代の親孝行で。

今回は、そのかわりといっちゃあなんですが。
ちょっぴり下心あったり、、しましたとも。。



にしても、さすが遺伝子、と思うのですが・・・
母は若い頃、海老さま(九代目海老蔵・十一代目團十郎)ファン。舞台通いしたらしい。

・・・まてよ、そういえば母って学生時代から歌舞伎ファン・・・!?
(もともとは子供の頃から親に連れられて観にいってたのだろうけど)
だとしたら、よくそんなことできてたな~・・・
と、つらつらと母の青春に想いを馳せてしまった今回。

深川の女学校が東京大空襲で焼けて卒業できず、親の反対を押し切り(→家出;)
今はなき全寮制の看護学校(北区上中里の国立印刷局病院付属)に入っちゃったヒト。
準看以降は実習生としてお小遣い程度(?)の収入あったのかもしれないし(?)
一幕見席なつかしがってたしな。

まあそうやってけっこう青春を楽しんでいたのだろう。
それに、商店を営む親は、娘の意志に負けて多少は仕送りしてたのではないかしら。

家出までしてナイチンゲールになる夢を実現させる強さは、娘として尊敬してます。
(80歳の今も持ち続けている、人をケアしようとするその精神も。と付け加え;)



・・・んなこと、私初めて考えたでしょうか。

チケット取って以降、ずっと頭を離れなかった想い。
親が年とると、娘はいろんなこと考えるんであるのだなぁ。。。



その母に、久しぶりだし夜の部なので時間あるし、紬でも着ていけば?
と提案したのに、母にその気はまったくなく。

もっとも、計画性のない私・・・
チケットはもう、一等席は二階しかなく。歌舞伎座にエレベーターはないので、
しかたなく二等席、、それも最後列。。。

そんな席で着物着ていく気も、あまりしないわな。。

おまけに当日はあの悪天候。
いくら私の車で行くといっても、着物どころじゃありませんね。
でもさすが歌舞伎座、あの風雨でも和装のご婦人ちらほらと。
演目中の踊りにちなんでか、小豆色の地に千鳥紋様を抜いた小紋の方、素敵でした。


さて。懸念をもっていた二等席、そう悪くありませんでした。
歌舞伎座、私の記憶が遠くなっていたせいか、イメージよりも舞台が近くて。
そして花道に近いので、玉さまの引っ込みに期待~♪♪♪



いよいよ開演。



能は高尚過ぎて、、とこれまで敬遠してきましたが、
「松風」の前に「橋弁慶」の演目もあり、ここでもう引き込まれました。
謡をちゃんと聞き取って観ていると、おもしろい。
少し慣れたところで、「松風」。なかなか興味深くおもしろく、味わうことが出来ました。

能の色彩感覚が、またすごい。と思いました。
うーん。日本人の美意識って、やっぱりすばらしいわ~。
(なんて大味な感想。。)


なんと、能は予想以上の上演時間。
5時開演で、終わったのが6時22分。


幕間30分で、いよいよ歌舞伎の幕が上がり。

おおお~~~
さすが!明るい!!!華やか!!!!(背景は満月の海ですが)


やっぱアタシは江戸の町人。
「憂世」より「浮世」だわ~~~。


ほぼ二十年ぶりに拝する、なま玉さま。
ふう。やはりうつくしい。。。

妹の村雨は、福助ちゃん。かわいいね。

しかしこうやって並ぶと、見映えが本当にちがうよな~~~。

玉さまの臈たけた美しさは、坂東玉三郎だけのものなんだよね。。。
それも、身長が大きすぎるという欠点を昇華した賜物でありましょう。

で、待ちに待った花道へ・・・
と思ったら、七三のところで束の間踊っただけ。。最後は舞台中央で幕。。。(泣)

能が長かったかわりに、短かすぎだよ。。踊りだけじゃ仕方ないけど。。。



玉三郎さまはやっぱり美しかったし。
親孝行もできたし。



残念だったのは、能の途中で出て行ったきり戻らなかった、
隣の席のアングロサクソン系母子さん。

女の子はまだ12~13歳くらいだったか、退屈に耐えきれなかったようです。。

せめて、歌舞伎が先だったらよかったのにね。。。



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comment











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素敵な親孝行ですね♪ 

能「松風」と歌舞伎「汐汲」…そこを読んでいて、そーいえば、
家の人形ケースに「汐汲」らしいのがあったよーな…。
(烏帽子姿で桶が両端に付いた竿を担げてますよね?)

ウチの母、若気の至り(?)で謡と仕舞をちょっくら齧ったそーで、
その影響か、ものごころついた頃から(当時NHK教育の休日の定番)
自然と能に親しんでおりました~♪ 歌舞伎の方が大人になってから
ようやく馴染んだぐらいで…。お陰で習わぬ経の古文もOK?^^;

2009/11/06 21:36 | 冥亭 [ 編集 ]


冥亭さんへ 

ありがとうございます~♪(毎度亀レスすみません;)

>烏帽子姿で桶が両端に付いた竿を担げて
あっ、ありましたありました!その日本人形。
子供の頃見慣れていた気がします。

お母さま、謡と仕舞をなさってたのですね。
それで子供の頃から能に親しめたとは、すばらしい~☆
短歌やるにも必須、、とまでは言わないけれど“おさえておきたい”(!?)教養ですし。
・・そうそう、極端な言い方をすれば、歌舞伎は娯楽、能は教養、という面があるような気がします。

2009/11/09 18:38 | すずぼん [ 編集 ]


さよなら公演 

すずぼん様、はじめまして。

「能と歌舞伎」をお母様と楽しまれたご様子に和みました。
玉三郎さんは鏡獅子、鷺娘、そして13日八千代座での娘道成寺と一世一代の舞台が続いています。娘道成寺は愛らしい所作、鐘への射るような目、すさまじい気迫に感涙いたしました。

1歳半から足がお悪く、今も日々お稽古とケアを続けていらっしゃるそうです。舞台ではそんなご事情を微塵も感じません。いつも夢のようなひと時に満たされます。私も足が少々悪いのでその生き様に励まされ心強く感じます。

来年2月から4月は歌舞伎座ご出演で、当たり役をなさるとのことです。たっぷり拝見できそうで楽しみです。いらっしゃれるといいですね。

2009/11/15 22:32 | 凪 [ 編集 ]


 

むっちゃ遅いコメで失礼します。

なま玉さまですか…。
それにしてもなんとか建物残せなかったものでしょうかね。

2009/11/20 10:39 | しのばる [ 編集 ]


凪さま 

はじめまして。
コメントありがとうございます。
返信遅くなりまして、大変失礼いたしましたm( _ _;)m

玉三郎さんの舞台よく観に行かれているのですね、うらやましいかぎりです。
鷺娘も娘道成寺も、玉三郎でなければ!という役だと私は思い込んでおります。
鏡獅子もなさっているとは、すごいですね。

足がお悪かったというお話は、つい何ヶ月前でしたかNHK(BS?)番組で知りました。
お体が弱かったとか、背が高すぎることのご苦労は以前から見聞しておりましたが・・・
本当に想像を超えた道のりを励んでこられたのですね。胸を打たれました。

来年の歌舞伎座出演情報、ありがとうございます!
ぜひもう一度くらい観に行っておきたいものです♪

2009/11/20 20:50 | すずぼん [ 編集 ]


しのばるくんへ 

なま玉さまよ~~♪
なんたってあたしは美しいもの好きですもの♪♪

うーん。やっぱり建築物は難しいよね、、、
あのデザインを取って付けたようなビルになるみたいだよね。。。(--;

2009/11/20 20:57 | すずぼん [ 編集 ]


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