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2006/11/24 (Fri) 灰谷健次郎さん追悼

昨日ニュースで訃報を知りました。


少年犯罪の激化、低年齢化。
親子間の殺人、自殺、いじめ(私たちの育った時代とは、すでに意味が違っている・・・)。

現代の世の中の、このどうしようもなく不条理で苦しいことがらを思うとき
私はいつも自らを思考停止させてしまうのです。

真摯に子供と向き合ってこられた灰谷さんは、こんな時代をいったい
どのような想いで生きておられたのでしょうか。
そして、どのような想いの中で、亡くなられたのでしょうか。

それをいま考えるだけで、胸が詰まります。


灰谷さんの著作は、幼児教育に進みたいという実家の姪に
全部託してきてしまったので(託しただけで、読んだかどうかは不明;)
ここに確かな言葉を引くことはできませんが・・・

私の中で、長い年月の間に変化してしまっているかもしれないことを
どうかお許しください・・・

以下、特に私の中に息づいていることば。




教育とは、こどもの心に寄り添うこと。
おとなが教え導くのではない、こどもに教えられながら共に成長すること。


学ぶということは、変わること。
学習したなら、そこから自分が変わらなければ、学んだとはいえない。


沖縄の方言「ちむぐりさ(肝苦りさ)」のこと。

   ・・・・以前、本金さんのHP上の“鈴雨のお宿”にも書きましたが・・・・
古くは圧制に苦しみ、やがては日本で唯一地上戦を経験しなければならなかった
という歴史を持つ沖縄ならではの、古い方言。
他人の痛み苦しみに対して「かわいそう」という同情の念ではなく、
痛みや苦しみをともにする、とでも言うべき「胸が痛い」という感情を表す言葉。


優しさというものは情緒の世界にあるものではなく、
自らを変え、他人をも変える力として存在しているものだ。





初めて著書に出会った高校時代以来、たくさんのことを学び、そして、
ひとの心について、ひととして真の意味での「優しさ」について、生きることについて・・・
私に考えることを教えてくださいました。


灰谷さんの教育論は、社会全体がこのように変化してしまった今、
すでに理想でしかなくなっていたのかもしれない。

でも、人として根源的な意味では、不変のものと信じます。


灰谷さん、ありがとうございました。

ご冥福をお祈りいたします。






<私信:ちゃんへ。>

初めて読んだ「兎の眼」、キミに借りたんだったよね。
私に灰谷さんを教えてくれて、ありがとう。
きっといまごろ、同じ気持ちでいるね。。。

(追記)
いや、、、一時は教壇に立ち、母でもあるキミは
私なんかよりも比べものにならないほど深く、
灰谷さんが亡くなられたことを悲しんでいるに違いないのだ、、、、、

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コメントを書こうと思いましたが、長くなりそうなので自分の日記に書きます。

2006/11/24 21:50 | 都 [ 編集 ]


 

鈴雨さん~
私は今朝の新聞で訃報を知りました。
灰谷さんの兎の眼を読んだとき、すごく感動しました。。う~~ん感動しましたって簡単に言えないかも。
衝撃を受けたというか、心に一直線に飛び込んできたっていうのが正解かもしれません。。
残念ですね、もう灰谷さんの作品を読むことが出来なくなると言うのは。でも、たくさんの作品を残してくださっていますし、これからも、読み継がれていくと
信じています。
いろいろな出来事が、多い今の世の中なのえすが
少しでもたくさんの人達が、灰谷さんの作品を
読んでくれたらな~って思っています。
鈴雨さんの書き込みを読んで皆さん共感してくださってましたよ。鈴雨さん、ありがとう。

2006/11/25 00:30 | ゆめたん [ 編集 ]


 

ほんとに惜しい、いや、悔しいです。
これほど世界の、特に日本の子どもが大変なことになってる今、
彼の、あの、「何より子どもを(ひとを)一番大事に思う」姿勢(感覚・考え・行動)、
それこそが、すべての大人そして子どもたちに伝えられるべきなのに。
(でもすでに彼は無力さや虚しさを感じていたのかな・・・)

沖縄の、渡嘉敷の、あの海を想いながら、
 ご冥福をお祈りします。

2006/11/25 10:24 | 桜子 [ 編集 ]


 

あとでおじゃまします>都さん

本当に、たくさんの人に読み継がれていってほしいばかりですね・・・>ゆめたん

灰谷さんといえば、八重山・・・私もまた沖縄に行きたいです。>桜子ちゃん

2006/11/27 13:08 | 鈴雨 [ 編集 ]


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灰谷健次郎
灰谷健次郎灰谷健次郎(はいたにけんじろう、男性、1934年10月31日 - 2006年11月23日)は児童文学作家。兵庫県神戸市生まれ。大阪学芸大学(現・大阪教育大学)学芸学 //春香のblog 2007/01/25 01:52

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プロフィール

本田鈴雨(ホンダスズメ)

Author:本田鈴雨(ホンダスズメ)
愛称:すずぼん(鈴凡)

昭和に生まれ育ちました。
ゆるゆると生きております。
本館「鈴雨のお宿」にも、
ぜひおいでくださいませ。
(リンク集からどうぞ。)

なお、土日祝日はPC休業日
とさせていただいております。
亀レスになりましたら、
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