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2007/12/18 (Tue) はじめての歌会

まずはじめに。

Kさま、本当にありがとうございました。
小心者の私が、おかげさまでやっと出て行くことができました。



さてさて。
こんなに緊張したのは、何年ぶりでしょう。


まったくもって、未知の世界に飛び込んでいく心持ち。
そんな私の腰をさらに重~くしていたのは・・
初めて車で行く場所。駐車場、バリアフリーはどうか?会場で不自由なことはないか?
などの不安。

が。

案ずるより産むが易し。
なにも困ることなく、無事、行って帰ってまいりました。




歌会は、最初から最後まで、提出歌の読み上げと評のみ。

今回は題詠で、「火」。

手元に配られたプリントに掲載されている、無記名の70首。
(歌会数日前に提出された参加者の詠草を、まとめてくださったもの)
それを、1首目から席順に一人一首ずつ読み上げて評を述べます。


私に当てられた歌は




   ジャンヌ・ダルクをお七を思ふひかがみに及びたる火の舌をぞ思ふ
                                            (酒井佑子さん)




ジャンヌ・ダルクもお七も、火刑にされた女性。
生身の身体を足元から焼いてくる火が“ひかがみ”(膝の裏)に及ぶ、その炎の先をこそ思う。
なんとも、激しい、、、凄絶な歌だと。。

この歌を読んで思ったのは、
作者がこのような場面を想像したきっかけは何だったのか?ということ。
その点に、とても興味が湧きました。


・・・という感想しか言えず。。「評」など、とてもとても。。。
(それも、凄絶のつもりが壮絶と言ってしまったし。。)


でも、なぜかすごく惹かれる歌でした。


他に
「体の部位(ひかがみ、舌)が二つ出てくることで、エロティシズムが含まれている」
との意見もありました。なるほど~。


で、この“ひかがみ”の意味を知らなかった私、お隣のKさんにコソッと教えていただき。。

辞書、必携です。皆さんしっかり持参されていました。





    火をもいで来たる指かもひさかたの雨ふる逢いに大きなる手は  
                                           (有馬美佐子さん)




私が最も心惹かれたこの一首は、思ったとおり、ほかならぬKさん(←HN)の詠草でした。


この歌の評でも述べられていましたが、
「火」という題にもっともふさわしい、せつなくもうつくしい恋の歌だと思いました。

また、「火をもいで」という大胆な表現(「もいで」は口語だが、この場合それが合っている)と
「ひさかたの」という枕詞(古風な雰囲気が出ている)がとても良いと、私の感じたことが
評の中できちんと説明されていて、そのことにも感動をおぼえました。



こんな素敵なお歌を読んで・・・
私も相聞歌が詠みたい!
という気持ちで一杯になっております。。

(せつなさがないと、ダメかなぁ・・
 大好きな人と一緒に限りある時間を生きている、というせつなさは、いつもあるのだけど。。)




で、私の一首は。



 
    火を使はぬ退化の末の種族らしオール電化に暮らすわたしは




火を使うことで進化した人類が、その末に火を使うこともなくなってきている。
科学は進歩しても、人間自体は退化しているのかもしれない。

と、評をされた方にはそのまま理解していただけて「まぁそれなりに」との言を頂戴し、
意見を出された2,3の方に「面白い」と言っていただけました。

反面、題としての「火」を、(季節感をふくむ)よい歌・美しい歌として詠み込んでこそ
“題詠”の題詠たるべきことなのかな、ということも感じ、勉強になりました。




70首を70人が、ひとつひとつ読み解いていく。歌会(かかい)って、こういうことなんだ。
(この日は、終了後に忘年会ということもあって、特に参加者が多かったそうです)
「歌会(うたかい)」という字面に、なんとなく雅なイメージを抱いていた私・・ちと恥ずかし。。。

そこは、踏み出したばかりの私にとってまさに大切な“学びの場”なのでありました。

歌の意味するところ。言葉の使われ方。
自分では思いもしなかった視点に気づかされ、そこから読むときに、まったく違う意味を持つ。

そのように、人それぞれの感じ方や考え方にたくさん出会うことは、とても勉強になりました。



今後も、できる範囲で参加させていただこうと思います。






それにしても、前の晩緊張のあまり3時間ほどしか眠れなかったせいもあって、
終了時にはどっと疲労感が。。
帰路はひどい頭痛の中、環七の渋滞を耐えてやっと帰り着きました。




そして、予想もしなかった感覚に陥ったのは・・・


「本田です」と名乗り、「本田さん」と呼ばれることなのでした。。。


「鈴雨(すずめ)さん」なら、まぁ、まだちょっとは慣れているし、
いかにもなハンドルネームっぽさなので、それなりに割り切れる(なりきれる?)けれど。。

普通に“苗字”な「本田さん」って、ものすごい違和感です。

が。。

筆名「本田鈴雨」、簡単に替えるわけにもいかないし、替える気もないし。
慣れるしか、ないよね。



これももとはといえば、

本田金太郎ゴールディ・ホーン(HNの由来)

のせいでございますがな。。。。。



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へー、二首ともすんごい歌ですねー(@@)
あっしなんか、ぜんぜんコドモで、、、、(==)
鈴雨っち歌の軽快さが際立ちますねー♪♪

でも、思い切って出かけてみてよかったですね、本田さん?!

2007/12/19 11:04 | [ 編集 ]


 

本田さん、はじめまして。
村田馨と申します。歌会では娘を抱えて会場をうろうろしていた者です。

 火を使はぬ退化の末の種族らしオール電化に暮らすわたしは

この歌、印象に残りました。オール電化は今後も歌材としてとりあげられることと思いますが、「退化」という言葉が効いています。火を使うことで進化してきたはずの人類がついに火を手放すことになった。それを文明の進化ではなく、退化ととらえることで一首が成立しています。
この先、オール電化で育った子どもたちは、家族にタバコでも吸う人がいないと、本当に「火」を知らないで成長することになるんですね。炎が熱い、というのは小学校の理科の実験ではじめて体験する、つまり知識としてしか得ることができない。それは恐ろしい世界だよな、と改めて感じている次第です。
子どもが小さいこともあり、東京歌会はどれだけ出席できるかわかりませんが、とりあえず新年歌会には行きます。どうぞよろしくお願いします。
mixiにも遊びに来てください。

2007/12/19 12:48 | 村田馨 [ 編集 ]


違和感 

なるほど~。
「そのまんま東」が「そのまんまさん」と呼ばれる時も違和感を感じますね~。
「劇団ひとり」を「劇団さん」って呼んでるのもきいたことがあってもっと違和感感じました。
どうでもいい話でスミマセン。。。

2007/12/19 13:06 | ネオン [ 編集 ]


 

小心者…。
…でしたっけ。
(殺気)

それはさておき、本田さんってきっとこの人本田さんなのねってみんな思いますよね。

2007/12/19 18:31 | しのばる [ 編集 ]


よしこねーさんへ 

いやいや「すんごい」のばかりではなく、穏やかな歌、静かな歌、面白い歌、、、いろいろあります~(^^;
ここに挙げ始めると、きりがなくなりそうなので、特別インパクトの強い2首だけ書かせていただいた次第です。
全70首ですから、それはそれはさまざまで、優れたお歌がたくさんあると思います。

でも本田、思い切って出かけてよかったっす!
(慣れるために敢えて使う。。)

2007/12/19 19:05 | 鈴雨 [ 編集 ]


村田さんへ 

はじめまして。お越しいただきありがとうございます♪

 灯火が消えし埠頭の獣檻明日待つ者は眠り続けて

このお歌が村田さんでらっしゃったのですね!
埠頭の夜の空気、静かなる動物・・というより、そのまま「獣」の、眠り。
すごく雰囲気を感じる歌で、なんとなく作者は男性の方だと思っておりました。

オール電化、私もここに居を構えた時に思いました。
「子供がいたら、オール電化という不自然な環境は選ばなかったかもしれないな・・」と。
連作にでもしない限り、そこまでは詠み込めませんでしたが、村田さんのように同じ感覚で読み取っていただけたこと、とても嬉しいです。

まだ踏み出したばかりで勉強不足ばかり露呈する日々、なにかと教えていただくこともあるかと思いますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
新年歌会でお会いできますこと、楽しみにしております!

のちほどmixiの方におじゃまいたします♪

2007/12/19 19:30 | 鈴雨 [ 編集 ]


ネオンさんへ 

おっ、いらっしゃいませ~♪

「そのまんまさん」「劇団さん」・・・・たしかにものすごく違和感。。。(笑っちゃいましたけど)

これがせめて、旧姓「本田」だったとでもいうんならまだ違うんですが。。
使うたびに、「どこかの本田さん、ゴメンナサイ・・」という気持ちが入ってくるんですよね。。。

2007/12/19 19:38 | 鈴雨 [ 編集 ]


しのばるくんへ 

ハイ?なにか「小心者」について違和感でも・・・?(ポキポキ。)(←指を鳴らす音)

そおよね。誰だって、姓だけ本名だと思うわよね。。。

2007/12/19 19:42 | 鈴雨 [ 編集 ]


こんばんわ 

何だか、熱気がそのまま伝わってまいりますです。
70首の題詠が揃うと言うのも、ものすごいことですが、それを評し合う面々を思い浮かべると、またすごいものがありそうです。
もっとも、私はほとんど面識がなく、先ごろ初参加した関西歌会の方々も、緊張で名前を覚えることがで来たのはほんの数人でした。

時々絶不調になったりの一年でしたが、次の一年もぼちぼち行こうかと思っています。
よろしく、です、です。。。

2007/12/19 22:13 | 文 [ 編集 ]


文さんへ 

さっそくおいでいただきまして、ありがとうございます!

もう本当に、私にとっては雲の上の人という方々が、ぞろり・・・
緊張で、小さく静かに固まっておりました。。

今後とも、よろしくお願いいたします♪

2007/12/20 09:38 | 鈴雨 [ 編集 ]


 

あ、ひかがみって、たてがみの仲間かと思っちゃったですよーーー(^^;

2007/12/21 23:14 | よしこちゃん [ 編集 ]


よしこねーさんへ 

ええっ!?ねーさんが知らなかったとは思えませんが!?
私にレベル合わせてくださって・・ありがとうございます~

2007/12/21 23:27 | 鈴雨 [ 編集 ]


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本田鈴雨(ホンダスズメ)

Author:本田鈴雨(ホンダスズメ)
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なお、土日祝日はPC休業日
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