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2008/09/25 (Thu) 懐かしの3000ページ

中学生の私を育てた漫画といえば、池田理代子『オルフェウスの窓』第一部。

もちろん小学生の頃は、バレエまんがなんかが好きで、でも
『ベルサイユのばら』には尋常ならぬものを感じて(?)すっかりハマリました。

中学時代はほかにも、山本鈴美香『エースをねらえ!』、一条ゆかり『デザイナー』などなど。
当時の少女漫画雑誌は友達同士の回し読みなどもあり、毎月毎週ほぼ読破していたでしょうか。


高校時代は、自分の感性の方向がかなり定まっていたので、挙げるとすれば
大島弓子と萩尾望都。

この時代、少女漫画は文学であった。




さて、話は戻りますが、『オルフェウスの窓』。

私にとって青春だったのは、
主人公のユリウスもほぼ同年齢だった、第一部。

この頃、週刊マーガレットを1日でも早く購入するため、自転車でずいぶんと走り回ったものよ。
書店より、店先のラックに雑誌を置いてる食品系個人商店の方が早い店あったんだ、たしか。
(コンビニなかった頃ですからね;)

なんか今考えると、狂気の域かな、あれって。
心当たりを全部回っても見つけられなかったときなんて、すごい距離でしたよ。
身も心もぼろぼろ・・・ってかんじに疲れ果てて、ぐったりしてたよなぁ。。
一晩待てばいいだけなのにね。。。

それはともかく。


そんなわけで、のちに第一部をまずマーガレットコミックスで揃えました。

第ニ部以後は、ほとんどリアルタイムで読まないまま、興味も失い忘れ果てて数年。
完結して全巻コミックスになってから、なにかで目にしたんだったか、第三・四部を購入。
(第二部は、ユリウスが絡んでいないのであまり興味ないからやめた)

その十何冊かを、238な主婦(時々登場する小学校時代の友。)に
貸したまま、数年。

先日、なぜか突然愛蔵版に格上げ(?)されて戻ってきたのでした。


ちょっと仕舞い込んじゃってて(要するに物置部屋で埋もれている)すぐに出せないから、
返すまでこれ読んでてね!ワルイ!(^^;


おお~~そいつはウレシイ!愛蔵版じゃん♪


おまけに私が持ってなかった第二部もちゃんと揃ってる!んですよ~♪
たまたまブックオフかなんかで、中古でそこそこきれいなの見かけたのでしょう。


もう懐かしくて~~~

帰宅して、さっそく読み始めちまいましたとも。。。


まず池田氏の前書きを読んだら、ちょっと感慨深く。。

女性である作者の、27歳から33歳までの7年の歳月か・・・。

そっか~・・そういえば池田さんもいろいろあったよな~・・・スキャンダラスなことも。。。


創作をすることの怖さ厳しさをたっぷりと教えてくれ、
血へどを吐くような苦しみを味わわせてくれた

私の描いた最後の“少女漫画”である
・・・・・(引用)



その前書きによって、なんだか私も姿勢を正して、読み始めたのでした。



そして第二部。

私の中では第三の主人公の物語で、昔はなんだか敬遠気味だったのだけれど。

なかなか感情移入させられる内容で・・・これも年齢・・いや、人生経験というものだなぁ。。



総じて、昔読んだときとはだいぶ観点が違っていることを痛感。

昔は、主人公に半ば恋する気持ちで、そして恋を共有する気持ちで、読んでいたのだ。
なによりも、主人公たちの恋に、最高にロマンティックなものを求めていた。

いま読むと、周囲の登場人物それぞれへの共感の方が大きいかな。
背景や状況に対しても、実感を伴う理解を持った目で読んでいる自分に、気づく。

特に、以前は結末に対する不満がとても大きかった。
「あんまりだー!池田理代子、人生に絶望してるんじゃ・・・」とか思ったりして。

でも、今回初めて思った。
この結末が必然であると。


とまぁそのようなかんじで、三千数百ページ、2日がかりで一気読み。


マーガレットコミックス買って読んだ頃に涙したのとは違う場面のあちこちで、
泣いちまいました。。。(ドライアイなので、流れるほどじゃないけど。。)

今だから気づく、作者の恋愛観、死生観、人生観。さまざまなものが透けて見えている。


史実をしっかりと踏まえて細やかに描かれているけれど、これは歴史漫画ではなく、
あくまでも創作の少女漫画です。歴史大河ロマンです。


それでも軽んじるなかれ。


やっぱり私にとって、『オルフェウスの窓』は
意味深く価値ある、ひとつの物語でありました。





・・・聖徳太子漫画のことではいろいろ言われて叩かれてるみたいだけど・・・




やっぱりすごいよ、池田理代子氏は。





でね。なんと!今年60歳だって。

さすがの団塊世代!だったわけです。。。




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comment











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どれも懐かしくって嬉しくなっちゃいます(*^_^*)
何と言っても、『ベルばら』でフランス革命を学び『エースをねらえ!』に憧れてテニス部に入ってましたから♪

数年前に『オルフェウスの窓』を友人から全館借りたときは寝不足になっちゃいました

2008/09/28 12:04 | ぴょんた [ 編集 ]


懐かしい(;;) 

ううう、まったく同じことしてました。一日でも早く読みたくて読みたくて探し回りました。たしか文京区だと講談社があったせいか発売早かったんだなー(^^;
オルフェウスの窓今度来るとき持ってきてねー!!!
最近「グーグー」のおかげで弓子さまのお話が通じる若者が増えて、うれしいです。今までは、、みんな知らないんだもん(__)

2008/09/29 09:14 | [ 編集 ]


 

「なかよし」→「週刊マーガレット」→「花とゆめ」
と、流れていった私なんだけど「オルフェウスの窓」
は、ちゃんと読んだことないなあ。。。
中学の頃は、有吉京子の「SWAN」とかが好きだったかな。。「日出処の天子」とかも・・・

同じ作品でも、今読むと、また感じるところが違うんだよね。。



2008/09/29 10:24 | のぼたん [ 編集 ]


 

>ぴょんたさん

ですよね!
そうそう、この友達(238な主婦)も『エースをねらえ!』でテニス部でしたよ~^^
世代いっしょ!?話が合ってうれし~~♪


>よしこねーさん

ええっっやっぱりそんなことしてたんですか!?そんな・・うれしすぎる・・・(;;)

えっ、そうなんですか♪グーグーのおかげで若い世代の大島ファン増殖したんですか♪知らなかったけどうれしい~♪

オル窓、今度持って行きますね!^^


>のぼたん

あ~、いたっけねぇ有吉京子。
でもやっぱり私には『アラベスク』よ~・・・ってここで微妙な年齢差が。。(^^;
山岸さんには、処天までそれほど深くはハマらなかったけど、『メタモルフォシス伝』『妖精王』もけっこうおもしろかった。
高校卒業と同時に漫画雑誌も読まなくなったんだったか・・処天もコミックス出てから読んだし。
(でも数年後『ファンシィダンス』連載発見してこりゃまたおもしろそうな作家が出た!と思ってプチコミック買うようになった;)

いやはや・・漫画の話は尽きません。。。

オルフェウスの窓、読んでみてね!

2008/09/29 17:02 | すずぼん [ 編集 ]


 

あらら?集英社だっけ??わかんなくなっちゃた・・・orz

情けねえですら~

若いときは木原敏江の男子キャラばりの美少年だった夫が、あの通り。。。何も無いところでずっこけてメガネが落ちると、あ、ブスだと思ってたらじつは可愛いじゃん、みたいなキャラが私の位置のはず、、、でもそうはいかなかったけど(^^;ははは・・・時の流れは恐ろしいもんですわー(><)

2008/09/30 09:38 | [ 編集 ]


 

マーガレットは集英社、少女フレンドは講談社、でしたっけか。では少女コミックは?・・なーんてまぁ、なんでもいいですよ~(^^;
それにしても木原敏江!なつかすぃ~~・・・・

んまっ♪プロフェッサーもマダムも、素敵なご夫妻でいらっしゃいますら!!

2008/10/01 20:27 | すずぼん [ 編集 ]


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