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2008/10/17 (Fri) 歌詞を聴いてうたことばを思う 

号泣。


この詞は、実体験がなければ書けない。

と思って調べてみたら、やはり。

中島美嘉さんの、友人への鎮魂歌だった。



LEGEND




胸を切り開いて 思い出を眺め
ずっと忘れず生きていく方がいいの?



腕をかみ砕いて 心から遠ざけ
きっと忘れず 生きていく方がいいの。






ああ。

どちらも、なんという痛みであることだろう。



自らの胸を切り開いて思い出を眺め続けることも。

永遠に離したくない友の腕を噛み砕いて振りほどいて、心から遠ざけておくことも。



でも、“私”が生きていくためには、
「心から遠ざけ きっと忘れず」生きていく方がいいのだ。

私自身が、壊れてしまわないために。


そうしなければならないことも、なんという悲しみ、痛みであることか・・・。





そして、



淡いオレンジの髪揺らいで



という、美しく幻想的で鮮烈な・・水と死を感じさせる・・イメージの始まりも、
単なる想像だけで描けるものではないことを痛感する。




このひとに短歌を詠わせてみたい・・・

と、思ってしまった。。





******************



今年の夫の宴会ナンバーが「雪の華」ということで。
中島美嘉のベストアルバムを、体育の日の夜ブックオフで購入。

2004年リリースなんて、世間的にはもう古いのだろうけど、
彼女の歌を、初めてちゃんと聴いてみた。

松本隆も詞書いてるんだ。
中島美嘉本人の詞も、なかなか良い。(特に『LEGEND』は別格。)




ここ数年感じていたこと。

いまどきの売れてる曲の歌詞(特にシンガーソングライターの)って、
なんかつまらないの多いよなぁ・・・

先週も、オットとそんな話をしていた。


恋する気持ちや、恋愛のシチュエイション描写、というテーマは今も昔も同じなのに。

なんか、平べったい。
言いたいことを並べてるだけというか。それも語彙が貧しい。
(※個性や自己主張のある、自分の言葉で歌っているアーティストもたくさんいます!が)

それを、言い古された情景(たとえば、桜が舞う・・みたいな。)などで
ふんわり情緒の香りづけして、ごまかしてる。

そうやって作られたものは、イメージはイメージでも、深みがなくて・・・

うーん。“精神”の部分で喚起されるものがない・・とでもいうのかな。



もうひとつのパターンは、お手軽な精神論でひとくくり、というかんじの歌。

自分を好きになってあげよう、とか
みんなが大切なひとつひとつの命なんだ、とか
キミの笑顔は元気をくれるんだ、とか・・・・・

それは、たしかにどれもイイコトなんだけど。
たしかにその歌から元気をもらえる人がたくさんいて、それは素晴らしいこととは思うけど。


歌詞として。・・・さらにいえば、
詩として、どうか。


胸に響いてこないんだよね。

「ああ、そうだね。いいことだね。よかったね。」

それで終わり。



まぁね・・・「売れるために」そういう方向に流れがちなのだとしたら、
それは、受け止める側がそういう次元なのだ、ということなんだけど。。




・・・なーんて話をしていて、オットが出してきたのが、カルメンマキ&OZ。


これって日本のプログレだよね。

えっ;そうだったの!?


そっか、プログレだったのね。。
そんなこと、いまになって初めて気づいた。

(聴く)

ほんとだ。
こいつぁたしかに、まがいもない、プログレだわさ!

すごいよ、これだけの音楽・ROCKがあの時代日本にあったんだ~~~(気づくの遅すぎ;)


で。。


もなんか、このころのって、すごくない?

うんうん!言葉としてたいしたこと言ってないんだけど・・・
なんというか、ものすごく、深いイメージを喚起させるね。




なんてぇ話で盛り上がり。

しまいには70年代歌謡を聴きまくり。

やっぱり、一時代を築いた大御所的作詞家って、すごいよね。

なんて改めて感嘆しつつ聴いていたら、オット「この歌詞もかっこいいんだよな」と。



濁り水の中に 靴を投げ落す 、だぜ~

眼についた名もない 花を踏みにじる 、だぜ~~


                             (千家和也作詞『そして、神戸』より)

              
おお~~~なるほど。。

いままで私、ジャンルが違うからって、よく聴いたことなかったけど・・・

うーん。
すごいインパクトあるよね、この歌詞。。。



・・・・・と、改めて昭和歌謡の歌詞の底力を再発見したのでありました。



まぁもちろん、あの頃の歌謡曲って、思わず笑っちゃうのも多いですけどね。。


嵐の日も彼とならばお家が飛びそうでも楽しいのよ♪ (有馬三恵子作詞『純潔』より)

とか、ね。。。


まぁこの極端さが、オトメゴコロをデフォルメしていて名句となるのかもしれませんね。




*********************




そうです。

ながながと書いてきましたが。


短歌を詠むようになって、いろいろと思い及ぶところもあり。


深いイメージの喚起。インパクト。デフォルメ。


短歌に通ずること多し。(すいません、今頃気づきました。。)


・・・ああ、もちろん、演歌的常套句は通常NGですね。
(或る意図があって用いるという高等テクニックがあるかもしれませんが)



そんでもって・・なんだか、まるで・・・・

上にさんざん文句を書いたイマドキの歌詞 = 私の短歌 。 

じゃ、あーりませんか。。。



・・・というように、感慨深いものを抱いております、今日この頃なのでありました。。




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私、いしだあゆみの何だっけ、『あなたならどうする』でしたか、「泣くの、歩くの、死んじゃうの~♪」っていうのが子供心に「その選択肢って一体・・・」と思ったけど、きっとこれがヒットする歌の歌詞なんだと妙に納得した覚えがあります。

2008/10/17 21:00 | しのばる [ 編集 ]


歌詞&ロック 

濁り水の中に 靴を投げ落す
眼についた名もない 花を踏みにじる

「そして神戸」のこの歌詞には、私も注目してました。すごいよね。

終戦後のラジオ歌謡というものが結構好きで、
あのころの歌詞にはとんでもないものがいっぱいあります。「フランチェスカの鐘」は笑えますし、「湖畔の宿」なんかは助詞の使い方が絶妙です。

そうそうカルメンマキ&OZはちょっと追っかけしてましたが、私の中ではハードロック、もしくはへヴィーロックの範疇です。特に2枚目の「閉ざされた街」はブラック・サバスの影響が大きいと思っています。日本のプログレで一番成功したのは、四人囃子で「一触即発」が日本ロック史に残る名盤中の名盤でしょう。

2008/10/18 00:16 | パンタタ [ 編集 ]


 

>しのばるくん

わはは、、あるある、そのたぐい。
うーん。そう考えてみると、いまの世相からして、
ポピュラーなジャンルでは無難な歌詞しか受け入れられない。
っていうことなのかもしれないね。。。


>パンタタさん

ええっやっぱり目を付けておられましたか!そして神戸。
へぇ~~湖畔の宿・・助詞使いの勉強になりそうですね。
改めて歌詞読んでみようかしら。。

カルメンマキ&OZ、追っかけしてたんですか~!
コピーバンドなんかやったりして!?
私も先日まではプログレまでの意識はなかったんですが、
曲の構成や演奏など「たしかに~!」と思いました。
このへんの線引きは、人それぞれ違いがあるのかもしれませんね。
で、そうなんです、四人囃子「一触即発」もオットが推していました。
名盤中の名盤・・私はちゃんと聴いたことがなかった気がします・・・
今度聴いてみます~(^^;

さてさて!昨日は勝ててよかったですね・・(;;)
それも便秘スッキリ解消で快勝!(あたしゃオヤジか;)
こうなったらなんとしても13ゲーム差のリベンジを!!!(祈)

2008/10/20 17:35 | すずぼん [ 編集 ]


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