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2009/05/16 (Sat) 初めての、公開講座

第23回現代歌人協会公開講座 第2回

モダン vs ポストモダン/時代はどう超えられるか

パネリスト:阿木津英さん・藤原龍一郎さん vs 荻原裕幸さん・佐藤弓生さん
司   会:松平盟子さん



さる13日、聴講してきました。


どこからどこまでがモダンで、どこからがポストモダンか?
という定義の難しさ。

パネリストの方が各5首ずつ、モダンまたはポストモダンと感じられる歌を挙げられ、
それについて持論を展開し論じ合っていかれたのですが、
社会学的観点から捉えた場合の違いと、短歌という表現に作者が託しているものの違い、
という二つの分類の仕方が提示されていたように思います。

印象に残ったご発言から、私の中に端的に残ったいくつかのことを・・・
(以下、それぞれ「これがこう」という断定ではなく、断片として。)

●たとえばフェミニズムがモダンとすれば、ジェンダー・スタディーズはポストモダン。
●ポストモダンとは風俗。
●モダンには(定型の)形式観がある。ポストモダンは「うた」としての源を切り離している感覚。
●(ポストモダンに関して)形式から離れることでよりリアリズムであろうとする歌もある。
  (→子規以降のリアリズムをモダンとするなら、という意味を含む?)
●(ポストモダンに関して)言葉の緊張感を持たないという方法で、
  短歌形式としての良さをわざと使わないということがもったいなく思われる。
                                      

おもしろいな、と思ったのは、私にとっては同世代といえる荻原さん佐藤さんよりも、
阿木津さん藤原さんのおっしゃることの方が、感覚的にわかる、共感するご意見だったこと。
それは、短歌として普遍的というか・・・そういう、まだ短歌の世界の入り口にいる私にも
わかりやすいことだから、ということなのでしょう・・・。




・・・・・などと書いてきて・・・・

もうひとつ、例歌の比較で私がなるほどと思ったことを書こうか、
でもレジュメから一部写すことになるし、いいのかなそういうこと・・・

と迷い、つらつらと例歌を検索ワードにしてみたら荻原さんのブログに出て、そこで
公開講座のことと、モダンとポストモダンの区別をどのように捉えているかとの記事を拝読。

なるほど。

と、短歌のことまだよくわかってない私もそれなりに、一つの捉え方として
そういうことなのか~。と。といってもやっぱりよくわかんないけど。




でもやっぱり書いておこう。




  夢の沖に鶴立ちまよふ ことばとはいのちを思ひ出づるよすが  (塚本邦雄)


  栄光の元禄箸を命とか未来のために割りましょう、いま  (笹井宏之)




この歌の「いのち」「命」の、読んだときに意味として受けとる感覚の、重さと希薄さ。

(イコールそれが、モダンとポストモダン、と決定づけられるわけではないのだろうけれど・・・)

藤原さんが指摘されたこの差異は、私にはいちばんよくわかった気がしました。




講座の内容については、このへんで・・・。


なお、聴講された方で、この記事に関して何かお気づきの点がありましたら
恐れ入りますが、お知らせいただけるとありがたく存じます。



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管理人のみ閲覧OK


 

こんばんは。
前の記事のおおつか音楽祭、ご案内をいただいていましたのに、ちょっと沈没していまして出かける元気が湧きませんでした。あしからず。
あの夜の講座、あんまり新しがり屋風のタイトルは付けずに^^; 4月の続きの「文語 vs 口語 partⅡ」でも良かったんじゃないかな、と思いました。
例えば斉藤斎藤さんの作品をいいと思うかどうか、というあたりに、今の短歌界の中での分水嶺があるのではないかな、というようなことは、4月と今回の講座と聴いて、感じました。その分水嶺を存立させている根拠に関する考察・・・とか、とっても大事な評論のテーマかも知れませんね。
なお、あの夜の講座の後の二次会で出現したうすら恐ろしい話^^;については、mixiのtamayaの記事のコメント欄をごらんくださいませ。

2009/05/17 20:02 | tamaya [ 編集 ]


 

tamayaさん、こんにちは。コメントありがとうございます^^

>例えば斉藤斎藤さんの作品をいいと思うかどうか、というあたりに、今の短歌界の中での分水嶺があるのではないかな

なるほど。そのあたり、おっしゃるテーマで今後さらに掘り下げていただきたい(って他力本願?;)ですね。
うーん。ますます「文語 vs 口語」行っておけばよかったと思ってしまいました。

のちほどmixiにまいります。恐ろしげで楽しみです~(^^;

2009/05/18 15:14 | すずぼん [ 編集 ]


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