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2009/07/24 (Fri) 昔語りと合歓の花

2009y07m23d_205354867.jpg

合歓の木、擬宝珠、羊歯、河原撫子(花は終了)を購入、
寄せ植え用の木製鉢にポットごと集めました。


*****************


ベランダ緑化計画について検討していたとき(“木”化計画より以前)、
姉に借りた園芸雑誌の、山野草のページに惹きつけられた。

思えば私はもともと、茶花に活けるような植物・・山野草系が好きなのだった。

そのことに気づき、具体的に欲しい植物を考えてみた。

ムラサキツユクサ
カワラナデシコ
バイモユリ
シラン
ギボウシ
シダ系
ヤマアジサイ
グミノキ

・・・・・・・・・・・・・・

わかった!

な~んだ。子供の頃庭で親しんだ草花が刷り込まれてるんだ。

小学校卒業まで過ごした生家の庭は、もともと祖父の好みでつくられていたのだと思う。
祖父は私が2歳か3歳のときに亡くなっているのだが、父の父である人の嗜好は
私の遺伝子にちゃんと残されているようだ。

その庭に、まだ三十代だった父が、(畳一畳ほどだろうか)小さな池を掘った。
内側をコンクリートで固め、周囲をさまざまな石(漬物石大?)で縁取り、
布袋葵(ホテイアオイ)を浮かべ、金魚や、川で採ったタナゴを泳がせていた。
オタマジャクシもいたような気がする。(庭に主みたいなウシガエルもいたから?)

そんなふうに記憶をたどると、けっこういろいろと覚えているのが不思議なほどだ。

庭の左側奥、垣根のそばには、棕櫚(シュロ)の木が3本。
夏には祖母が、棕櫚の葉でハエ叩きを作って使っていた。
葉の中ほどから先端まで分かれている部分を切り落とすと、程よい大きさになる。
私も一緒にいくつも作って、遊びの道具にしたっけな。

棕櫚で団扇を作ったといえば、天狗の葉団扇、八手(ヤツデ)もあった。
庭の隅に暗がりを作っていたからだろうか、あまり近寄らなかった気がするが。

中央より右寄り、庭の主役は、渋柿のたくさん生る大きな柿の木
父が焼酎を霧吹きして、樽柿にしていた記憶がある。

いちばん右奥の、隣家との境の塀の角には、ひっそりと茂る茱萸の木(グミノキ)。
でも毎年(春か夏か秋か?忘却)橙色~赤い実がたくさん生って、
その愛らしさと渋くて甘酸っぱいせつない味が好きだった。

沈丁花の記憶が最も明確なのは、雪に埋もれている姿だ。
花に雪、というのが印象的だったのか。

柿の木の手前の花壇には、父と私が花を咲かせた。
特に幼い頃のもので覚えているのは、ダリア
桔梗の株も、父と植木市で買ったものだ。

紫露草なんて、涙が出るほど懐かしい。
庭のあちこちで、雨に濡れて咲いているイメージがある。

池の傍に群生していたのは、擬宝珠(ギボウシ)。
現在はホスタとしてずいぶんと多彩な品種が出回っているようだが
あの庭にあったのは、どの品種だろう。
アイボリーの斑が入った美しい葉と、淡い薄紫の楚々とした花姿も好きだった。
羊歯は、木の陰や池の傍のあちこちにあった。

紫蘭(シラン)はなかったと思うが、葉蘭(ハラン)があったはずだ。
運動会や遠足だろうか、お弁当のおにぎりは、母が庭から摘んできた
大きな葉で包んでから、バスケットに入れてくれたっけ。

祖母が大切にしていたのは、万年青(オモト)だった。
地植えも鉢植えも、たくさんあった。万年青コレクターだったのかな。
祖母といえば、弁慶草の優しい淡紅の花も思い出す。

裏庭には棚があった。
たくさんの房を垂らし豪華に咲き匂っていた藤色のグラデーション。
が、藤棚→毛虫、という刷り込みもある。。。

裏木戸のそばには青木があった。
斑入りの葉の緑と、ひっそりと咲くチョコレート色の花に
やはり春の雪が薄く積もっていた情景は、いまも鮮明に記憶している。

玄関脇には、垣根と部屋の窓との間に無花果(イチジク)の木。
実も食べたけれど、あの白いミルクのような液の記憶の方が鮮明だ。
その周りには数珠玉(ジュズダマ)の茂み。
熟して乾燥した実を友達と採って、首飾りにしたり、ままごとに使ったり。

そして玄関前の側溝沿いには、玉簾(タマスダレ)の白い花が咲き並んでいた。
5歳くらいの頃だろうか、7つ上の姉が、花を摘んでカチューシャのように連ねたのを
私の髪にピンで留めて飾ってくれたことがある。
嬉しくてそのまま外にいたのだろう、家の前の路地を通ったおとなのお姉さんが
にこにこと私を見ながら通り過ぎて、すごく恥ずかしかったけれどなんだか嬉しかった・・
という思い出がある。

たしか水色の額紫陽花もあったのだが・・・
裏庭だったか、無花果の近くだったか。よく覚えていない。

ほかにも忘れている草や木が、まだまだあるだろう。

雑草では、オオバコやゼニゴケ・・・土の匂いも一緒に蘇る。
花壇を縁取っている煉瓦や石をひっくりかえすと、コオロギとかいろいろ虫がいて。
さまざまな雑草や、夏の裏庭の白粉花(オシロイバナ)は、ままごとの必需品だったなぁ。

そして贅沢なのは、裏のお宅の立派な桜。
春にはいつも、板塀のあちら側のみごとな桜花を借景にしていた、我が家の縁側。
そのお宅は表側が商店街に面したお店で、誰からも「下駄屋さん」と呼ばれていた。
庭に1度おじゃました記憶があるけれど、桜の木しかない、がらんと広い印象だった。



・・・・ありゃりゃ。

すっかり昔語りになってしもうた。。。



********************



というわけで、以上の他合歓の木(ネムノキ)に憧れていたので、苗を購入。
苗とはいえ、すでに枝ぶりが整っていて、花(つぼみ)がたくさん。
2009y07m23d_205237546.jpg




合歓の花ってこうやって開くのね。
2009y07m23d_205457818.jpg
起きぬけらしい。思わず笑わせてくれる、情けない姿です。ネムノキというよりオネボケ。

2009y07m23d_205543363.jpg
だんだん覚醒してきます。

2009y07m23d_205712161.jpg
風に梳かれて、ほぼ起きますた。


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合歓の花は、一日で終わって落ちます。
届いてから10日、毎日次々と開花。今日もきれいに咲いてました。



2009y07m23d_205835351.jpg
こちらは朝顔。
最も成長の早い左端のは、絡ませネットのゴールを過ぎてどうしようかと迷ってます。。
そのわりには、つぼみが見当たらず。

今年は全体的に、蔓ばかりが伸びて葉の間隔が空いてるし。
花が咲いても小さいのではないかと思います。・・咲いてくれれば、の話ですが。。。




ムラサキツユクサとグミノキの画像も、、またいずれ。





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comment











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ほほー、おネム状態のねむの花、初めて見ました、可愛い~♪

なんだか私の小さい頃のキーワードがちりばめてあるこの日記、やはり原風景が似ているのですね♪♪

2009/07/24 09:08 | [ 編集 ]


 

まあっ♪よしこねーさんと原風景が似ているとは嬉しいです~~♪♪
こんな侘び寂び少女だったのになぜノーテンキ!?
・・というのも一緒なんですね、きっと。(^^;

ねーさんもネムノキくん飼ってみませんか?
かなりおもしろいっすよ!

2009/07/24 17:36 | すずぼん [ 編集 ]


 

子どものころのお庭の話、興味深く拝見。
なんだか、日本版「ひみつの花園」のイメージが湧きました。

ねぼすけ状態の合歓の花、おもしろい~。
シャッターチャンスね!(^^)

2009/07/25 00:14 | みはる [ 編集 ]


 

みはるさんへ

>日本版「ひみつの花園」のイメージが湧きました。

なるほど、言われてみれば、私の中にもそんなイメージがあって
記憶の花々を蘇らせたいのかも・・・?
というわりには、少女時代にちゃんと読んだことなかったかもしれません(^^;

合歓の木、みはるさんの花マップの中にもしありましたら、
ぜひ観察してみてください♪おもしろいです!

2009/07/27 17:32 | すずぼん [ 編集 ]


うーむ 

なるほど、キーワード「秘密の花園」かぁ♪

以前TVドラマ「ちゅらさん」で、おばあの「女の胸は海の底」=なんでも秘めておさめてある、という言葉に感動しましたが、「女は胸にそれぞれの秘密の花園を持つ」ってのはいいじゃないですか?なかなか言いえて妙ですわねー、ふむふむ、感動

2009/07/31 09:13 | [ 編集 ]


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